うつ病を経験してから、フリーランスライターに転身。自分のペースで月15万円
自己紹介
30歳のときにうつ病と診断されました。その前から適応障害の症状があり、結局3ヶ月の休職を経て退職。元々は広告代理店の営業職でした。現在は服薬とカウンセリングを続けながら、フリーランスのWebライターとして活動しています。
会社員時代のこと
広告代理店の営業は、とにかく忙しかった。毎日の残業、休日のクライアント対応、飲み会。「みんなやっているから」と自分を追い込み続けた結果、ある朝ベッドから起き上がれなくなりました。
心療内科で「適応障害」と診断され、3ヶ月休職。復職を試みたものの、以前のペースには戻れず、結局退職を選びました。
「社会人失格だ」と自分を責める日が続いた。
退職後は半年ほど、ほぼ何もできない期間がありました。
転機:クラウドソーシングとの出会い
少しずつ体調が回復してきた頃、生活費のためにクラウドワークスに登録しました。最初は1文字0.5円の簡単な記事を書く仕事から。
最初の月の収入は2万円程度。でも「自分のペースでできる」「締め切りさえ守れば、朝型でも夜型でもいい」「体調が悪い日は休める」という環境が、思った以上に心の回復を助けてくれました。
営業時代に培った「わかりやすく伝える力」が、ライティングで活きることに気づいたのも大きかった。
フリーランスとしての工夫
- 体調管理を最優先:毎朝、体調を5段階で自己評価。3以下の日は無理せず休む。その代わり、調子の良い日に多めにこなす。
- 月の目標は控えめに設定:最初から月20万円を目指すのではなく、「安定して月10万円」を最初のゴールに。プレッシャーを自分でコントロールすることが大事。
- 専門分野を作る:医療・健康系のライティングに特化。うつ病の経験があるからこそ、メンタルヘルス系の記事は説得力があると評価されました。
- 納期に余裕を持つ:クライアントに「体調の波がある」と事前に伝え、納期は少し余裕をもらっている。正直に言って断られたことは一度もない。
今の働き方
フリーランス3年目。月の稼働は約80時間(週20時間程度)で、月収は15万円前後。多い月は20万円を超えることも。
生活コストを抑えているので、この収入で十分やっていけています。週2回の通院・カウンセリングも無理なく続けられる。
最近はSEO記事だけでなく、企業のオウンドメディアのコンテンツ企画にも携わるようになり、仕事の幅が広がっています。
後輩へのメッセージ
「障がい者枠か一般枠か」だけが選択肢ではありません。フリーランスという第三の道がある。もちろん不安定さはありますが、自分の体調を最優先にできる働き方は、回復期の自分には何より大切でした。
焦らなくていい。最初は月2万円でいい。「働けた」という事実が、少しずつ自信を取り戻してくれます。
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